【問題】
下記の用語に対して,テキストの該当箇所の内容と要点を分かりやすく解説しなさい。
さらに,文献や新聞記事などを参考にして,用語に対して各自の考えで論評しなさい。
(1) 暮らしと環境からみた
「日常生活が生み出す環境問題」
(2) 環境教育プログラムとその実践からみた
「類アニミズムの世界」
【解答】
(1) 暮らしと環境からみた
「日常生活が生み出す環境問題」
① 内容と要点の解説
日常生活が生み出す環境問題とは、私たち一人ひとりの生活行動が、環境に負荷を与えている問題を指す。テキストでは、環境問題は工場や企業活動だけでなく、家庭でのエネルギー使用、廃棄物の増加、食品ロスなど、日常的な暮らしの中から生じていることが指摘されている。大量生産・大量消費・大量廃棄の生活様式が、地球温暖化や資源枯渇の原因となっている点が重要である。
② 要点
- 環境問題は日常生活と深く結びついている
- 個人の行動が環境負荷を生んでいる
- 生活様式の見直しが求められている
③ 論評(自分の考え)
近年、新聞やニュースではプラスチックごみ問題や食品ロス削減が頻繁に取り上げられている。しかし、便利さを重視した生活は依然として続いている。環境問題の解決には、制度や技術だけでなく、私たち自身が日常生活を見直し、行動を変えていく意識が不可欠である。環境教育は、環境問題を「知る」だけでなく、「自分の生活と結びつけて考える力」を育てる点で重要だと考える。
(2) 環境教育プログラムとその実践からみた
「類アニミズムの世界」
① 内容と要点の解説
類アニミズムとは、人間以外の自然物、例えば動物・植物・山・川などにも命や心があると感じ取る考え方である。テキストでは、環境教育において自然を単なる資源として扱うのではなく、共に生きる存在として捉える感覚を育てることの重要性が示されている。自然体験学習や体験型プログラムを通して、子どもたちは自然への共感や敬意を身につけていくとされている。
② 要点
- 自然を命ある存在として捉える考え方
- 体験を通して育まれる感覚
- 環境配慮行動の基盤となる
③ 論評(自分の考え)
現代社会では、自然が経済的価値や効率性で評価されがちである。しかし、自然を身近に感じ、命ある存在として大切にする感覚は、環境問題への主体的な関わりを生む上で重要である。類アニミズムは非科学的と捉えられることもあるが、環境教育においては、知識だけでなく感情や共感を通じた学びを促す有効な視点であると考える。